2013-07-07

canal in london

Finally summer seems to be here after such a long unsettled weather. Hope we'll have more days like this.
I spent the lovely Saturday evening on a boat on the canal. The boat which is bigger than a narrow boat was originally redone to create a gallery space, so it's got a huge blank space inside that can host 100 people.
We started from Old Ford Lock which is on the west side of Victoria Park and sailed down east along the park to the River Lea Navigation and up to Springfield park on the River Lea. There are 3 locks on the journey and it was so great to experience opening a lock! 
Some of us sat on the roof and we had to lie down on the belly every time we pass under the bridges. We don't have this kind of canal in Japan and I really enjoyed the whole experience and the sun!!
ロンドンは今週になってようやく、20度を超える夏らしい気候になってきた。粘土も早く乾くのが、とても良い。昨日の朝は家のこと(とDIY)を済ませた後、夕方友人たちが企画したボートパーティーに参加した。
ロンドンにはRegents canalという運河がある。スタジオの前を流れるし、自転車乗りにとっても、運河沿いのtowpathは、車と一緒に走らなくて済む、景色のよいサイクリングコースなので、とても身近な存在。でも、カヌーをしたことやボート上に乗ったことは何度かあれど、実際にボートで運河を移動したのは初めてで、初めて知ることもたくさんあった。
日本では運河は馴染みがないので、ここで、ご紹介。
運河はもともと物流のために作られた水路なので、基本流れがないように出来ている。でも、水位の高低差がどうしてもさけられない所にロックという仕掛けが作られていて、二つの両開きの門を開閉することで、二つの水位をコントロールしているのだ。(一つ目の写真、向こう側の門が開いていて水位が違うのがわかるかな?)
例えば、上流域から下流域に行く時はまず二つの門の中の水位を上げる。両側の門を閉め、上流域側の門の下側にある開閉口から水を入れる。水位が上がると下流側の門は水圧によってしっかり閉まり、上流側の門は女子でも開けられる程軽くなる。船をロックの中に進ませ、上流側の門と下の開閉口を閉めたら、今度は下流側の門の下を開け、水を抜く。するとロックの中の水位が下がると同時に船も下がる(下の写真。壁の色から水位の違いがわかるかしら?)。下流側の門にかかっていた水圧がなくなり、また押して開くようになるという仕組み。
水位を変えるのに、それ程時間がかからないことも初めて知ったし、何よりも開閉口や門を開ける感触を体験できたことがとても嬉しかった。
エンジンのなかった頃は馬が側道から引いていたので、tow(引く)pathと呼ばれる道があり、昔はロックの管理人さんがいて、船が通るたびに開閉をしていたので、ロックの側にはかわいい家があり、今の運河沿い独特の和やかな景色を作り出している。
ロンドンは自転車を利用すると、バスからは全く見えない景色がとても楽しいけれども、ボートから見る景色もまた格別。ロンドンの西側には観光用にボートトリップもあるし、興味があれば、是非!と言いたいところ。

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